虫歯治療は進化する

治療前に痛みを感じることも

虫歯治療の痛みといえば、治療の際のドリル等で削るときの振動、またその後の処置の際に感じる、沁みるような痛みが特徴的です。とくに腕や足と違い、お口の中はとても繊細なため、通常の刺激では痛みすら感じないものも、お口の中では鋭い痛みとして感じることがあります。
そして、もうひとつ、痛いと感じたことが未来に影響するというものも。幼い頃、虫歯治療で痛みを感じた経験をトラウマのように記憶していることで、虫歯治療自体はそれほど痛くないのに、先入観から強い痛みのように感じてしまうというケースがあります。
こうした痛みに関する様々なイメージは治療の前に先行し、治療自体がそれほど痛みを伴わなくても、治療イコール痛いという感情に左右される。そして歯のチェックをしているだけなのに痛いと感じてしまうというケースも多いのです。

周辺の細胞に影響する痛み

痛みを感じるのは、虫歯がある歯だけではありません。その周辺の歯や歯茎に何らかの事情があって、それが影響して痛みを感じているという場合もあります。例えば、虫歯の治療をしなくてはならない歯の横の歯が、他の歯よりも少し斜めに突出している場合、その歯を避けて治療をします。治療の際にどうしても力を加えて押さえてしまうという場合も生じるのですが、この力の衝撃を虫歯の治療の痛みを誤解するケースも多々あるのです。
また、この他にも歯並びだけでなく、歯茎の事情でも治療の力具合が悪い意味で作用し、虫歯治療の痛みのように感じてしまうことがあります。
虫歯の治療が痛いとイメージしている人は痛みに対して強い抵抗感を持っているため、ちょっと違う部位に沁みるような感覚があってもそれも虫歯治療の痛みだと誤解してしまうのです。


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